About

一関 さやか
Sayaka Ichinoseki

1986.5.17 生まれ
一眼レフカメラ2台を抱えて世界中を旅するダイブマスター
PADI Divemaster #832577

Concept

「知らない」の成分濃いめの水中世界に飛び込んで「なんだコレ」を体験したい
「もっと知りたい」を刺激して、地球と人の関わりを伝えたい

学生時代にスキューバダイビングを始めて16年。2022年まで13年間会社員として医療系研究職に就いていました。

ごく普通の(?)ダイビングフリークとして近場の海や国内外の南国に行ってバカンスやアドベンチャーを楽しむタイプでした。それが一体いつから「冷たい海」や「オオサンショウウオ」「イトウ」と少し変わった水中世界を見に行くようになったのか。


水中写真を始めた最初の頃は綺麗な写真を撮って、単純に、「誰かに見せたい」「なんらかの理由で水中世界を見ることのできない人に見せてあげたいたい」ダイビングの布教活動をしているような感覚もあったかもしれません。

そこからさらに写真に没頭し始めてからは、少しずつモノの見方や考え方が変わってきたように思います。

写真を撮っていなかったら気がつかなかったような小さな生き物について知ることもできたり、撮影のためにじっと被写体を観察する時間が増えてくると、同じ魚でも個体ごとに性格が違うことがわかるようになってきたり、それを逆手に彼らと駆け引きをしたり、自然の中の機微のようなものを感じられるようになってくると、ますます水中世界の深みにハマっていきました。
水中写真を始めた最初の頃は綺麗な写真を撮って、単純に、「誰かに見せたい」「なんらかの理由で水中世界を見ることのできない人に見せてあげたいたい」ダイビングの布教活動をしているような感覚もあったかもしれません。

そこからさらに写真に没頭し始めてからは、少しずつモノの見方や考え方が変わってきたように思います。

写真を撮っていなかったら気がつかなかったような小さな生き物について知ることもできたり、撮影のためにじっと被写体を観察する時間が増えてくると、同じ魚でも個体ごとに性格が違うことがわかるようになってきたり、それを逆手に彼らと駆け引きをしたり、自然の中の機微のようなものを感じられるようになってくると、ますます水中世界の深みにハマっていきました。

同じ場所で数年繰り返し撮影していると、「以前と違う」「なぜ?」と感じることも増えてくるようになりました。気候変動や人の手による開発が要因の一つだったりします。

普段撮影を通して、自然から幸せを分けてもらってる身としてはやるせないような、申し訳ない気持ちが湧いてきます。なんとかできないのかな、という思いから「これを伝えるための写真を撮りたい」という風に徐々に変化していき、今に至ります。


地球の71%は海と言われていますが、人が快適に楽しむことのできる海はほんの数パーセント、いえ、もっと少ないかもしれません。まして、水中を見ていられる時間は陸上と比べて大きく制限されています。

元々、知らない何かを知ることに無償に喜びを感じるタイプなので、溢れかえるほど「知らないこと」がある水中世界に熱中してしまうのは必然だったのかもしれません。

ある時、もっと「知らない」モノの密度の高い海ってどこだろう、と考えたんです。
同時に、ちょうど、実家のある札幌にたまには帰省しなきゃだけど、休暇はできるだけ海に行く時間にしたいと考えていた時のことで、それだ。って思ったんです。


北海道の海は学生の頃に少し潜った程度だったので、今なら全然違う見方ができると確信もありましたし、帰省先でダイビングもしちゃえば、滞在費は浮くし、やりたいことも一気にできる。一石二鳥どころか三鳥?四鳥?名案すぎ!と。(単純ですね)

結果的には、静岡以南でしかダイビングをしたことがなかった私にとって北海道の海で見るものは全てが新鮮で、たとえ帰省目的でなくとも何度でも潜りたいと思わせてくれました。

夏以外はとんでもなく冷たい海ですが、その厳しい環境でいかに快適にダイビングできるように対策をするのか、道民ダイバーの方々からもらうアドバイスも目から鱗だし本当にありがたかったです。この経験がなかったらオーストラリアのタスマニア島やアメリカ、カナダなんかの冷たい海に行こうとさえ思わなかったと思います。

世界が広がるのが本当に楽しく仕方ありませんでした。

北海道では鮭の遡上を水中で見ようなんていうドラマチックな企画もありました。自分の中で淡水域で撮影することのハードルが下がったことで、京都に引っ越した際にオオサンショウウオ撮影を楽しむこともできるまでに成長したのだろうと思います。

それまでに鍛え上げてきた水中撮影スキルが役に立って、京都でオオサンショウウオの写真を展示のお誘いもいただきました。自分の写真が誰かの力になれるというのも嬉しいことでした。

一方でオオサンショウウオはチュウゴクオオサンショウウオ(外来種)の影響で数が減少していることなども知って、自然環境に対する意識も深まっていきました。

興味を持った理由は、そこには「なぜ?」が詰まっていたからだと思います。
なぜチュウゴクオオサンショウウオがいると日本固有種が減るの?
なぜチュウゴクオオサンショウウオは日本にいるの?
なぜオオサンショウウオは絶滅危惧種ではないけど天然記念物なの?
天然記念物と絶滅危惧種って具体的にどう違うの?

知れば知るほど、被写体への愛着も湧いてきますし、好きだからもっとたくさんの人に知って欲しいと思いました。人の視線を惹きつける魅力と伝えたいことが伝えられる写真を突き詰めていきたいという気持ちが大きくなってきたのもこの頃だったかも知れません。

2022年から日本最大の淡水魚イトウを撮影する機会もあり、ますます環境保全への理解が深まりました。撮影を通して感じたこと、考えたことを写真作品を介して伝えていきたいと強く思うようになりました

最近、ダイビングショップからお声がけいただきフォトセミナーを開催させていただいています。一見私のしたいこととは少し違うんじゃないだろうか、と疑問に思われるかも知れません。実際、私も少し前まではそう思っていました。ですが、実は撮影もフォトセミナーも行き着くところは同じなんだと今は思っています。

私自身は水中写真を続けてきたことで人生は楽しくなったと思います。そこまで大層なことではなくとも、素敵な作品、思い描いた通りの作品が撮れるとそれだけでも楽しいと思います。ゲストの皆さんのその「楽しい」「嬉しい」を創るお手伝いができたら嬉しいです。さらには、それをきっかけに「もっと知りたい」と思ってもらえたり、「守りたい」と行動に繋がったらいいなと思っています。

Award / Publish / Exhibition

Award

2023
2nd place World shootout 2022, Global Championship (One of the members in Team Japan)

2022
Bronze Tokyo International Foto Awards (TIFA), 2022, Pro Advertising/Travel/Tourism, “Magmatic Array”

Silver Moscow International Foto Awards (MIFA), Pro Nature “Glittering Juvenile Octopus”.

Gold Prix de la Photographie, Paris (px3), Pro Nature, “Glittering Juvenile Octopus”

2nd place World shootout 2021, Championship (One of the members in Team Japan)

3rd place World shootout 2021, Macro

2021
Silver Tokyo International Foto Awards (TIFA) 2021, Pro Nature “Glittering Juvenile Octopus”

Bronze Budapest International Foto Awards (BIFA) 2021, Pro Nature “Glittering Juvenile Octopus”

3rd place International Photography Awards (IPA) 2021, Non-pro Nature “Glittering Juvenile Octopus”

Winner The United Nations World Oceans Day Photo Competition 2021, Faces of the Sea, “Baby Anglerfish”

2nd Place Ocean Art 2020, Macro “Baby Anglerfish”

2020
Honorable Mention International Photography Awards (IPA) 2019, Non-pro Nature “Dots Red Dress”

Honorable Mention International Photography Awards (IPA) 2019, Non-pro Nature “Embryo”

JPIA 8th WEB Photo contest 2020, “擬態 (Mimicry)”

2019
Honorable Mention International Photography Awards (IPA) 2019, Non-pro Nature “Shark in The Caribbean”

Honorable Mention International Photography Awards (IPA) 2019, Non-pro Nature “Victory”

Honorable Mention International Photography Awards (IPA) 2019, Non-pro Nature “The beginning of life”

2018
Grand Prize Fotopus Grand Prix 2018 first stage, Underwater “Isla Socorro”.

Publish

Phaidon Press “Ocean, Exploring the Marine World” September 2022. (p. 210)

MOZAIK UNDERWATER CAMERAS, Featured Underwater Photographer – Sayaka Ichinoseki, June 20, 2022

Dive Photo Guide, Photographer of the Week – Sayaka Ichinoseki, February 25, 2022


一般社団法人 日本写真映像用品工業会 写真・映像用品年鑑 No. 51 (p. 123)

Exhibition

海まつり企画 NATURE CIRCLE ネイチャーサークル in 京都大原「勝林院 宝泉院」鴨川オオサンショウウオ写真展, March 26-27, 2022

鴨川産オオサンショウウオ写真展 クロスホテル京都1階ロビー, September 7 ~ December 31, 2021

Equipment

◆Camera◆
OLYMPUS E-PL7
Canon 7DMarkⅡ
Nikon D850
GOPRO HERO10

◆Housing◆
OLYMPUS PT-EP12
Zillion ZAP- 7DMark2
Nauticam D850

◆Lens◆
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
Tokina AT-X 107 DX Fisheye
Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE

◆Wet Lens◆
INON Dome Lens Unit II for UWL-H100
INON UFL-M150 ZM80
Nauticam SMC-1

◆Strobe◆
Sea and Sea YS-D2
Flip Snoot Pro for Sea&Sea YS-D1 / YS-D2 (accessory)

◆Light◆
Fisheye FIX NEO 2500DX
RGBlue SYSTEM02-3 standard color LM5L3000V BM6700B
FIX MG Color wheel set (accessory)
RGBlue Snoot kit RGB-SN01(accessory)

◆PC/Software/Monitor/Printer◆
Mac book pro 13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 ports
Adobe Lightroom Classic
Adobe Photoshop
Adobe Premiere pro
EIZO CG277
EPSON SC-PX1V